『股旅堂古書目録 第5号』2011年6月上旬発行予定!!!

『股旅堂古書目録 第5号』2011年6月上旬発行予定!!!

毎度同じですが、遊廓、娼妓、ストリップ、エログロ、アウトロー、裏社会、犯罪、金儲け、浮浪者など都市風俗全般から、SM・ボンデージ、官能劇画、アングラ、悪趣味本まで雑多に約1700点を掲載。
巻頭小特集は、「特集:凸凹寺神堂・久保盛丸〜性神、男根女陰崇拝考」、「団鬼六追悼特集:SMの世界〜永遠の緊縛女王・谷ナオミ
御希望のお客様は300円分の切手をお送りください。
(なお、第1〜4号で御注文いただいたお客様へは無料でお送りさせていただきます。)


「家族に恥ずかしいので、表紙はエロくしないで欲しい」というお客さんからの要望で、アックスの田中六大さんに表紙イラストを頼んでいましたが、今回は経費削減で自分でデザインしました。下品ですみません。
「DOLL」とかに載っていたような80年代パンクバンドの自主製作盤のジャケみたいなチープな感じにしてみましたが、どうでしょう?


先日、注文が来た「日本のユーモア」C・ワット、C・ワーグナー著、高山洋吉訳(刀江書院)という本の帯に「核の脅威にさらされている世界人類にとって救いの道はユーモアあるのみ(徳川夢声)」とあったので、気になり、読んでしまいました。
天狗、河童、閻魔大王、お化けなど、外国人が横眼で見た日本人のユーモアセンス。深刻な時ほど、こういう下らないことに救われます。
ちなみに、僕が言う「下らない」は最大の賛辞。
うちの店は、高尚な文学書もカッコいいアートブックも何も扱ってなく、エロとか変態とか下品なモノばっかりだけど、「くだらねえな〜」と言って笑われて、少しのお客さんに楽しんでいただければ、本当にそれが嬉しいと思います。